秋も深まる10月24日に西部承水路、25日に東部承水路&本湖に行き、八郎潟のバス釣りを満喫してきました。
結果は、当然の如く厳しい状況でしたが、記憶に残る釣りが出来たので記事にしようと思います。
記事の後半では、新しく購入したロッド(スティーズ リアルコントロール C73H-SV・ST)のレビューをしようと思いますので、よろしければ最後までお付き合いください。
西部承水路でのバス釣り(1日目)
1日目の西部の状況ですが、気温は20℃前後、天気は曇り、前日23日に大雨が降った影響で、ほぼ満水&水温が3℃ほど低下(15〜16℃程度)というなかなかの条件でスタートです・・。
初めてSTCで船を降ろしましたが、ランチングの難易度はかなり高めです。
今後、釣行を検討されている方のためにコツ?のようなものを書き残しておきます。
- ボートを深く水にささない方がいい
- 敷き鉄板からタイヤが沖側に外れるとディープなので危険らしい
- トレーラーのタイヤは杭を目安にした位置で停止
- 深くさすと入水時にエレキのマウントがローラーに当たるかも
- 浅くさしてズルッと滑りながらの入水がベスト
- 船をあげる際にも同様の位置に
- エンジンでゆっくり勢いをつけてローラーに当てる
- 後ろにズレたら最悪東部でランチングし直す
- エンジンでゆっくり勢いをつけてローラーに当てる
- 敷き鉄板からタイヤが沖側に外れるとディープなので危険らしい
※極論、西部は2人以上で行って車と船(可能なら安全確認役)を分担したほうがいい
さて、実釣の様子ですが、岸・沖問わずライブスコープを見ながら、様々な釣りを試しましたが、魚はほぼ映らず、反応も全く無いため、ヒントがありませんでした。
夕方ごろ、岸際で鯉を見かけ、やっと生命感を感じるようになったので、この日のバスは、どこかでジッとしていたか、キャストが困難な葦奥で捕食していたのかもしれません・・。
とりあえず、気温も釣果も寒い1日目が終了しました。
東部承水路でのバス釣り(2日目)
気を取り直して、2日目は漁港からスタートです。
最高気温は前日より低い予想でしたが、終日晴れだったため、終わってみれば、とても快適に釣りをすることが出来ました。
水温は西部と同様、15〜16℃程度で、雨の影響で流入河川が低いことを懸念しましたが、馬場目で14℃程度と、影響は少ないようでした。
釣果の方は子バス9匹。
場所の詳細は伏せますが、全てサイトで釣りました。
バスの小ささで、場所が分かってしまうかもしれませんが、エビを食べてるバスをスキッピングと、止めずにシェイクを続けることで反応させることが出来ました。
実は、この子バスたち、相当セレクティブで難しかったです。
ルアーとタックルバランスが功を奏した釣果でした。
ルアーはガンクラフトのビッグスパイダーマイクロ。
リグはノーシンカー、マスバリ仕様。
ロッドは八郎潟には不要とも思えるウルトラライトアクションです。
(下のリンクはディハイロですが、自分が使用したのはブルートレックの63ULです)
子バスに翻弄された2日目でしたが、サイズアップを狙うなら、時間やタイミング、運の要素も強いような印象でした・・。
リアルコントロール(C73H-SV・ST)のインプレ
とうとうこのロッドに手を出してしまいました。
本体価格92,000円(税抜)て・・。
リールは21ジリオンSVTW1000XHL、にフロロ16lbを巻きました。
感想としては、魚を掛けていないこともあり、普通のことしか言えません・・。
- 軽い(107g)
- 感度がいい(SVF COMPILE-Xナノプラス)
- 使えるルアーの範囲が広い(3/8~1・1/2)
- 個人的にベストは6gの撃ち物だと思う
- かっこいい(漆黒のシンプルデザイン)
撃ち物系のロッドとして、自分がメインに使っているのがスティーズの06ハリアー(7011HFB-SV)なので、そちらと比較してみます。
- 重量120g:使っていてそこまで違いを感じない…
- 感度:ハリアーもかなり良いので比較が難しい…
- ルアーの範囲(1/4~1・1/2):ハリアーは撃ち物4gがベスト
- カッコ良さ:どっちのデザインも好き
いざ、比較してみると格段に違う点がないように見えますが、明らかにリアルコントロールが優れている点がありました。
キャスト性能です。
17.5gのビーツのキャロがとても投げやすく、飛距離もかなり出ました。
ハリアーはピッチング以外は苦手なので、リアルコントロールの懐の深さを感じましたが、現時点ではこの程度の違い(良さ)しか見つけることが出来ませんでした。
しかし、そこは藤田京弥プロが携わったロッドなので、凡人の自分には理解出来ない何かや、理解に時間が掛かる要素があるのかもしれません。
これから使い込んでいくのが楽しみなロッドであることは間違いありません。
まとめ
西部&東部のバス釣り釣行と、リアルコントロール(C73H-SV・ST)のレビューを書きました。
八郎潟は本当に奥が深く、難しく、魅力的な湖であることを再認識しました。
ここ1〜2年、個人的な意見として「年々、個体数が少なくなっているバスを虐めている」という感覚がありました。
しかし、今回の状況を踏まえてもバスはしっかり生まれていて、生きています。
そして、食に対しては子バスですらも超絶セレクティブです。
きっと、自分は勝手な想像でバスを見くびって、下に見ていたのかもしれません。
釣りをやめようか本気で悩んだ一年でした。
手前勝手ですが、もうしばらくハチローのバスに遊んでもらおうと思います!
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