夏も間近となり、日に日に日差しが強くなっていく一方です。
これまで、洗車を行う際には可能な限り曇りの日を選ぶなど、対策を行ってきましたが、どうしても晴れの日にしか時間が取れない局面もありました。
「マズイかな~」と思いつつも、洗車を終えるとどんなに急いで拭き上げても、所々にイオンデポジットが。。。
そこで、拭き上げ用のマイクロファイバークロスで話題の「GYEON(ジーオン)シルクドライヤー」を購入してみました。
この記事では、3つのクロスを比較して、それぞれの長所短所や最適な使い方を考察した結果をお伝えしようと思います。
シルクドライヤー圧勝と思いきや、他の製品にも使い比べて分かった大きなメリットがありましたので、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
比較したマイクロファイバークロス
GYEON(ジーオン)シルクドライヤー
まずは、シルクドライヤー(M)です。
70cm x 90cmと大判サイズです。
購入に際して気になったのは「Sサイズの偽物問題」です。。。
購入したのはMサイズなので、心配は無いかもしれませんが、念のため、YouTubeとネットを参考にチェックしてみました。
パッケージについて
チェック項目は3つです。
- 袋の大きさ:ジャストフィット(問題なし!)
- JANコードのラベルとバーコードナンバー:貼ってあり4から始まる(問題なし!)
- 空気穴:パッケージの左上(問題なし!)
製品について
まずは、ロゴの刻印ですが、偽物はガッツリ押し付けているようで、表面では目立ち、裏面にまで、凹凸がくっきり浮かび上がるとの事ですが、問題ないようです。
また、周囲の縫製も細かく綺麗なので、本物と考えて間違いなさそうです。
私の場合、クレールオンラインショップというところで購入しましたが、日本に会社があり、日本総輸入代理店から正規に仕入れをしていると記載があったので、安心して「2枚セット」を購入することが出来ました。
SPLASH JAPAN(スプラッシュジャパン)ドライタオル
洗車マニアが独自に開発、グッズ販売をしている商品です。
大きいサイズは、90cm x 75cmとシルクドライヤーより、少しだけ大きく、金額が3,000円を切るのでお買い得です。(2021年6月現在)
後ほど、詳細を記載しますが、シルクドライヤーに勝るとも劣らない高性能マイクロファーバークロスです。
TARO WORKS(タロウワークス)大判タオル
繊維製造技術と経験を活かし、高品質&低価格を掲げているこちらの商品は60cm x 120cmと、もはやバスタオルのようなサイズと2枚で1,500円を切るお買い得商品です。
私は、4枚所持しており、一回の洗車で3~4枚を使ってはしっかり遠慮なく洗濯するというのを繰り返し、問題なく使用していたのですが、やはり炎天下には勝てず、今回の比較を実施することにしました。
マイクロファイバーの拭き上げ比較
さて、前置きがだいぶ長くなってしまいましたが、それぞれの製品の比較と、長所短所をご紹介していきます。
タロウワークス 大判タオル
先述した通り、とても大きいので、ボンネットを二拭きで拭き上げ可能です。
画像の通りなんです。。。
拭きスジが残ってしまうんですよね。。。
炎天下で「ボンネット」と「ルーフ」は特にスピードが求められます。
また、タオルの大きさから吸収した水を手で絞るのはかなり困難です。
そのため、一度水気を吸い切ったタオルから、新しいタオルに交換します。
一度の洗車で3~4枚も使用しているのはそのためです。
これらはある意味短所ですので、スピード拭き上げには向かないかもしれません。
そうは言っても、もちろん長所もあります。
- 安価であるため、遠慮なく使用できる(洗濯も含めて)
- スピードを求めない、細部の拭き上げには最適(ドア内側など)
- キズはつかない(これ、大切なポイントです!)
個人的にはサブタオルとして、今後も間違いなく使い続けていくと思います。
2枚くらいは持っておいて損はない製品です。
(この製品は、Amazonで購入が断然お得だったので以下にリンク掲載します)
スプラッシュジャパン ドライタオル
大きさ的にボンネットの拭き上げは2~3回です。
段差部分に若干の拭きスジが残ったものの、ひと拭きでここまで拭き上げてくれる性能は、概ね満足です。
長所
上記の通り、圧倒的な拭き上げ力です。
また、一枚の吸水量が3製品の中でダントツです。
(ボンネット&ルーフ&サイドをあっという間に拭き取ります)
短所
圧倒的な吸水量を誇るが故に生地が厚く手で絞ることが出来ません。
そのため、後半はかなり重くなります。
メーカーの使用上の注意には「自然乾燥をおすすめ」とあり、気軽に洗濯機を使用できないデリケートさに、使用中かなり気を使います。
(万が一、下回りに砂などが残っているといけないので、メインボディ部のみに使用しています)
自然乾燥の際、水滴が下に垂れるという事はありませんが、製品の特性を長く持続させるためにも、扱いがストレスにならない方には購入を強くおすすめしたい製品です。
(この製品は、楽天市場の正規店もしくはAmazonでの購入がおすすめです)
シルクドライヤー
ボンネットに乗せた瞬間から吸水している様子が伺え、とても気分がいいです。
長所
ウワサ通りの吸水力です。
一瞬で水気がなくなり、拭きスジも残りません。
(シルクドライヤーが100点だとすると、スプラッシュジャパンは95点と言った拭き上げ印象です)
シルクドライヤーは洗濯自体が可能なのは嬉しい点です。
着色料の注意点(色落ち)もあるため、単品を洗剤無しで洗ってみました。
水は多少青紫色になっていたので、色落ちはしているようですが、クチコミで見かけるほど酷いものではないという印象でした。
少なくとも車体に着色料が付着したという事は無かったので「洗濯可能」を重視して長所に含みました。
短所
長所ばかりの評価が目立つ「シルクドライヤー」ですが、色落ち以外の短所をお伝えします。
短所はふたつです。
- 値段が高い(タオルが3,000円以上って。。。)
- 吸水量はあまり多くない
金額に関しては、理解して購入したので悔いはありません!
洗車好きのための贅沢品?ですね(笑)
吸水性能は抜群ですが、吸水量に関してはスプラッシュジャパンの方を経験したからそう感じるのかもしれませんが、結構頻繁に絞る必要があります。
「ボンネット→絞る→ルーフ→絞る→サイド→絞る→逆サイド→絞る→リア→絞る」と言った流れは意外と手間です。
絞ることで重くならないメリットと考えることが出来ますが、一長一短だな~と感じています。
評価が高い製品であることは頷けるので、気になっている方は、まずはお得なSサイズとMサイズのセットを購入されてみてはいかがでしょうか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?
拭き上げ用のマイクロファイバークロス3製品を比較使用した内容を記載しました。
正直、金額故にずっと購入を躊躇していた「シルクドライヤー」を手に入れたことで、もうそれ以外のタオルには戻れない!という感想になることを想像していました。
しかし、ここまで記載した通り、それぞれの製品、メリット・デメリットあることが分かりました。
そこで、私は以下のように使い分けをすることにしました。
この手順によって、晴れの日の洗車にもだいぶ抵抗はなくなりました。
(本当は曇りの日や、夕方が良いんでしょうけど・・・)
ひとりでも多くの洗車ファンの方にこの記事が参考になりましたら幸いです。
素敵な洗車ライフを送りましょう(*^▽^*)
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