雨の日のアジングは一般的に「釣れにくくなる」と言われています。
本当なのでしょうか?
自分で確認しないことには納得いきません。
そこで、2日前から大雨が続き、風速6m以上の爆風、気温一桁の極寒という悪条件の中、アジングをしてきました。
この記事では雨の日の釣りを通して感じた事や、本当に釣れないのか?という内容についてお伝えしていきますので最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
雨の日に釣れにくいと言われる理由
これらが、よく挙げられる「釣れにくくなる理由」です。
先述した通り、釣行当日は2日前から冷たい大雨が降っている状況のため、上記3点すべてが当てはまる、絶好の検証日和でした。
釣りが出来る場所が限定的
当日は海側から陸に向かって、暴風が吹いており、波も相当高く、外海に面した場所での釣りは、はっきり言って自殺行為という状況でした。
そのため、風を背にして釣りが出来る漁港内などをメインに釣りをしてきました。
それでも突発的な風に煽られ、ヒヤッとする場面もありました。
海釣りをする場合は、天候に関わらず、ライフジャケットを着用すべきと改めて思い知らされました。
釣果をご報告
湾内(常夜灯下)をメインに回ったことで、釣れるアジは、かなり小さい豆アジでしたが、それでも20匹ほどは釣れました。
嬉しいことにメバルも4匹ほど釣れてくれました。
ただし、どこに投げても釣れるというほど甘くはなく、海の状況をよく観察し、キャストする位置と通すコース、水深を考えなければいけないと感じました。
具体的には以下のようなことに気を付けました。
- 堤防の角(風裏側)など、水が巻いて留まっているような場所を狙う
→プランクトンが溜まりやすい? - 湾内でも外海からの水の供給がある堤防のスリット付近を狙う
→水潮になりにくい?酸素量が豊富? - より自然に漂うように軽めのジグヘッド(0.4g)を使用し、フォールカウントも長め(10~20秒)にとる
→ワームを発見してもらいやすくする意図 - スリットから水が流入している部分では、水の流れとクロスに投げて、流れを抜けたところで長めのフォール
→待機している魚を反応させたい意図
→流れに乗せるのもアリかも?
雨風の過酷な状況でも釣れたのは嬉しかったですが、集中力を持続させるために、防寒対策は必須だと思いました。
私は、レインウェアにあまりお金を掛けたくない方なのですが、安価で温かく、防水性能もしっかりしているウェアに出会いました。
こちらのウェアは1万円を切る値段でありながら、本当にしっかりした作りなので、かなりおすすめです。
結局雨の日ってどうなの?
釣れたとは言え、過酷過ぎたので、また大雨の日に釣りをしたいかと聞かれたら、答えはノーです・・。
雨の日の釣りは、釣れないことは無いけど難しくなるというのが私の検証結果です。
デメリットばかりではないと感じたのは、他の釣り人が極端に少なくなる(今回は全くいなかった)ので、普段必ず先行者がいるような有望ポイントにも、すんなり入れる点です。
また、釣りが難しくなることから、あれやこれやと考えることで、自分の中の引き出しが増えるのも過酷さ故のメリットだと思います。
そうは言っても、釣りは安全に楽しんでこそだと思いますので、(小雨程度ならまだしも)大雨の日の釣行はおすすめできません。
釣行におすすめのアイテム
雨の日に限らず、釣りに行く際に持っておいて良かったと思う、おすすめのアイテムをご紹介します。
タオルホルダー
個人的には必須と言ってもいいほど、便利なアイテムです。
タオルを通してカラビナをバッグなどに着けておくことで、いつでも手を拭くことが可能です。
グローブ
グローブもあった方がいいアイテムです。
私は季節によって使い分けていますが、竿を持った感覚を大切にしたいので、手の平部分が開いているタイプがおすすめです。
リールスタンド
海は、防波堤・磯など、下が硬いところばかりです。
沼や湖のようにちょっとした草でもあればリールを置くことが出来ますが、コンクリや岩に直置きは抵抗があるので、リールスタンドは購入して良かったと思っています。
まとめ
大雨の日に釣りをしてみましたが、行って良かったと思っています。
実際に自分でやってみて、確認できたことで、もう行かなくていいやという気持ちになれたからです(笑)
安全に釣りをするのが一番だと再認識しました。
天候は選ぶことが出来ませんが、雨の日に釣りをされる方は十分お気を付けください。
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