洗車の事が少しずつ分かってくると、必ず出会う言葉が「鉄粉除去」ですよね。
私は、洗車初心者ではあるものの好奇心だけはあるので、Youtube(ワックスウォッシュの川上さんの動画)で観た噴霧器を使って除去する方法を試してみたくなりました。
結論は・・・
理由は様々ですが、もういいかな・・です。
この記事では、噴霧器での鉄粉除去に興味があり、購入を検討している方向けに、主にデメリットになってしまいますがご紹介して、購入の参考にして頂ければという事をお伝えしていきます。
鉄粉除去の経験
いきなり話題が逸れますが、まずは私のこれまでの「鉄粉除去」経験をご紹介します。
初めて試した製品は、近所のイエローハットで購入した「車まるごと鉄粉クリーナー」です。
白い車に施工したのですが、車全体から紫色の液体が垂れるほど鉄粉が取れる感覚に大満足でした。
しかし、このボトルは液体がストレートにスプレーされるので、車全体に散布するために、何度もレバーをプッシュしなければならず、手が疲れて痛くなってしまいました。
また、車一台分に、1ボトル使い切ってしまったので、コスパも悪い感じがしていました。
そこで、次に購入したのがこの記事で取り上げる「噴霧器」と「除去剤の大きいボトル」です。
ネンドクリーナーは、なんとなく傷がこわいイメージで試していないんですよね。。。
鉄粉除去の道具をご紹介
私が購入したのは、プロスタッフの4リットルの大容量ボトルです。
現在(2021年6月)は、ネット上に扱いがなく同製品は購入出来ないようですが、同様の商品を以下のリンクから確認が可能です。
2020年末にAmazonで購入したのですが、3,000円を切る値段だったので、お買い得な商品でした。
噴霧器は、消毒液の散布に使用する蓄圧式のものを購入しました。
サイズも噴霧器のなかでは小さい部類の2.5Lを選択しました。
作業の様子
手順1(準備)
鉄粉除去剤を噴霧器に1リットル注ぎました。
注ぎ口も広くこぼれる事はありませんが、除去剤独特の硫黄のようなニオイはかなり強めです。
次にポンプを20回程度上下させ圧縮します。
この作業が、まあまあしんどいですが、この噴霧器の優れている点は、一度圧縮するとかなりの時間噴霧できるので、最終的に最初の20回と、途中で20回の計40回程度の圧縮で済んだのは嬉しい点でした。
手順2(噴霧)
スイッチを押している間ずっと、霧状に液体が噴霧されます。
噴霧器なので当然ではあるのですが、屋外作業において「霧状」というのが個人的には絶望的でした。。。
- 霧が風に流され、顔面に飛んでくる(運が悪かったかも。。)
- ニオイが倍増(近所迷惑)
屋内に洗車スペースがあり、換気設備完璧という方であれば問題ないと思うのですが、私の場合は踏んだり蹴ったりでした。
手順3(放置後に水で流す)
YouTubeの川上さんを参考にすると、紫色の液体が出なくなるくらいまで何度か噴霧を繰り返したり、所々クロスで撫でたりしていたようでしたが、真似できませんでした。。。
まず、思ったほど紫色にならない割に、何度か噴霧しても結構すぐに乾いてしまい、精神的に怖くなってきてしまいました。(ニオイも耐え難いですし。。)
という事で、5分ほど放置して水で流してしまいました。
なお、液残りがないように、10分以上は水で流しました。
手順4(鉄粉チェック)
手にビニールを被せて、撫でてみましたが、ツルツルにはなりませんでした。
紫色の液体の量から見ても、もともと付着量は多くなかったはずなので、せめてツルっとした手触りを期待していただけに残念でした。。
除去のやり方が悪いんですかね。。。(´・ω・`)
鉄粉除去後に気になった点
ブレーキディスク
ディスクは施工中や、施工直後は茶色になるので、施工後に少し走ってブレーキを踏んであげることで、キレイな状態になりました。
ヒッチメンバー
ヒッチメンバーの差し込み部分はもともと金属接触により、塗装が剥がれて錆びていたため、施工中も除去剤が反応し、紫色になっていました。
流して、しばらくすると錆が広がったように感じました。
完全には水気を拭きとっていなかったと思うので、自分のせいかもしれません。
(反省点として今後に活かします・・)
タイヤ
こちら、施工後の写真になります。
実はこれでもマシになった方なのですが、施工直後はもっとムラが酷かったので、すぐにタイヤクリーナーで洗いました。
後から調べたところ、鉄粉除去剤は残ってしまうとタイヤに悪影響を及ぼす場合があるようです。
おそらくタイヤの溝に残っていたものが垂れてこのようになったと推測しますが、これから施工をお考えの方は、この点は絶対に気を付けた方がいいと思います!
とは言え、VOODOO RIDEのタイヤクリーナー、SHOQ(ショック)はやはり優秀ですね。
まとめ
噴霧式の「鉄粉除去」に関しては、まだまだ経験が浅いため一概には言えませんが、私の場合は「ネンドクリーナー」から出直そうという結論に到りました。
「洗車環境」や「使用方法」など、どれを取ってもプロ向けという印象で、私のような趣味の週末洗車人間には、まだまだ早すぎた代物でした”(-“”-)”
今後、噴霧式をやってみたいという方は、私が人柱になりましたので、同じようなミスがないよう参考になりましたら幸いです。
さてさて、ネンドクリーナー買ってきます(^^♪
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