タイトルの通り、6月7日に桧原湖に釣りに行きました。
結論からお伝えすると「20本近く釣れたものの、どこに投げても釣れるほど甘い状況ではない」と言った印象でした。
この記事では、当日の釣り方と、私の独断と偏見で6月後半の予想を書こうと思います。
参考になれば嬉しいのですが、ハズれたらすみません!
桧原湖の状況
平日、月曜日という事もあり、湖はガラガラでほとんどのポイントに入れるような状況でした。
水温は18~19℃程度で、当日の気温とほぼ同じという、まさに釣り日和でした。
事前にレンタルボート屋さんに最近の状況を伺ったところ、以下のような内容でした。
- 4mより浅い水深のネコリグが好調(サイズ問わず数釣り)
- 前日(日曜日)は糠塚島の東側に船団
- 虫ルアーも釣れるには釣れる
- I字系はあまり調子が良くない
- スポーニング真っ最中
午前中の様子
まず、湖上に出てみて「春ゼミの大合唱」がすごいことに気が付きました。
力尽きて湖に落ちてしまったセミもちらほらいたので、虫ルアーからスタートしました。
ロングキャストしたり、枝に吊るしたりしましたが、まったく反応がありません。。
というか、落ちたセミや虫を食べるボイルが全く起きていません。。
という事で、ボート屋さんの情報に従って、ネコリグ(ドライブクローラー3.5グリパン)を試してみたところ、早々になかなかのスモールが釣れてくれました。
しかし、後が続かず、ポイントを移動します。
そこで頭に浮かんだのが、2015年JB TOP50で青木大介さんがキッカーラージを仕留めた「大川入川」です。
今まで、一度も行ったことがなかったので、ワクワクしながら向かったのですが、結果的にはコイとヘラブナ以外の魚は発見できず、釣れませんでした。。。
青木選手が釣ったポイントを記念撮影してきました(笑)
動画と比較すると、1mくらい水が多いようですが、おそらくここだと思います。
ボートがUターンできなかったので、開けるところまで、枝と葉っぱを避けながら、エレキでバックして戻りました(;・∀・)
その後、糠塚島の裏側に移動しましたが、ネコリグですっぽ抜けが一度あったのみで、何やら雲行きの怪しい展開で午前中を終了しました。
早めの昼食「会津山塩ラーメン」
やはり、桧原湖に行ったら必ず食べてしまうのが、こちらのラーメンです。
「奥裏磐梯らぁめんや」さんは、桟橋にボートを繋いで食べに行けるので、とても便利です。
しかも、間違いない安定のおいしさです!
腹ごしらえも済んだので、気を取り直して午後の部です。
午後の様子
正午を回ったあたりから、曇り空から一転、日差しが強くなってきました。
ここから状況が一転します。
ダウンショットのスイミング
朝一に1匹だけ釣れたストレッチに行ってみることにしました。
ネコリグはすっぽ抜けが心配だったので、0.9gダウンショットをボトムを少し切ったスイミングで狙ってみたところ、ここから連発しました。
ワームはいろいろ試しましたが、IMAKATSUのステルスシャイナー(スモークペッパー・クリアベリー)がとにかく良かったです。
おそらく、もう店頭では売ってないと思います。
残念です。。残り1本になってしまいました。
もったいぶりましたが、今回釣ったストレッチは北岸の大山祇神社の右のコンクリートブロック~ラーメン屋桟橋手前の係留船までの200~300m程度の区間です。
岸際のシャローを狙うと画像のようなおチビちゃんが遊んでくれました。
一段深いレンジを狙うと、サイズが上がりました!
スポーニングに絡んだ魚であることは間違いないと思います。
直接ネストをサイトで狙うことは自粛していますが、とは言え、そんな魚も釣れているはずなので、なるべくダメージを最小限にするために写真を撮ってすぐにリリースしました。
ボートコントロールで気を付けた点は、以下のふたつです。
- キャストの飛距離を出したい
- エレキを極力踏みたくない
そこで、風上(神社側)から風下(ラーメン屋側)に向かって、惰性で流されながら、3m前後の水深を岸と平行キャストしていきました。
なかなかの強風のせいで、あっという間にストレッチを流し終えてしまうので、エンジンで神社手前まで戻って流すという作業を計4回繰り返しました。
さすがに4流し目は、あまり釣れなくなりましたが、ここだけで計15匹キャッチすることが出来ました。
ちなみに同じ釣りを別のポイントでも試しましたが、なぜか釣れたのはこの区間だけでした。不思議です。
虫パターン!?
14時を過ぎダウンショットの釣りにも少し飽きてきたので、桧原大橋まで移動してみることにしました。
休日には必ず誰かがいると言っても過言ではない人気ポイントなので、私はこれまでちゃんと入って釣りをした経験が無かったのですが、平日ということもあり入ることが出来ました。
見えバスがチラホラいましたが、サイズが小さいのでスルーして最奥のインレットを目指したところ、確実に虫を食ってるボイルを発見!
すかさず、風神スパイダー(アトラクターピンク)をロングキャスト・・・
食わない。。
すると、本物の虫にもう一度ボイル発生。
進行方向を予想してキャストし、少しでも気配を消そうと、しゃがんでルアーを見ないように顔を伏せていると・・・
「ドッボーン」という音がしたので、食ってることを信じて合わせたところ、800gのいいバスでした。
それにしても、バイトの瞬間見たかった。。
下を向いて、殺気を消したから釣れたと信じることにします(笑)
口の中を見ると、セミやカナブンなどではなく、かなり小さい蚊のような虫?の脚が口の奥から出ていました。
その後、インレット付近でサイトでもう一匹追加。
こちらも800gのナイスコンディションでした。
これらのバスは、おそらく半プリ(一度産んで、二回目に備えて回復中)なのではないかと考えています。(想像ですが。。)
セミを食べてる魚もいるとは思いますが、この日は、私にとっては「セミパターン」ではなく、「小さい虫パターン!?」という感覚でした。
虫の釣りは、日に日に良くなっていきそうな予感がするので、タックルボックスに必ず入れておくべきルアーだと思います。
風神スパイダーは販売していない?っぽいので、同等に釣れる「オリカネ虫」のリンクを貼っておきます。
6月後半の桧原湖を予想
なんの根拠もないのですが、出来れば目を通して頂けましたら幸いです。
スポーニングが進行するにつれて「シャローの魚」と「ディープの魚」という両極端な釣りになっていくと予想します。
サイズを狙うのであれば、6/12~6/20くらいまでは回復中の魚をディープ、6/21~月末は回復した魚をシャローのサイト(半サイト含む)という展開が有効になる気がしています。
私自身も6月後半行ける日があれば、答え合わせをしてきます!
早稲沢キャンプ場ボートフィッシング
今回の釣行は個人的に大満足でした。
それもこれも、早稲沢キャンプ場ボートフィッシングの加藤さんから、桧原湖の現状を教えて頂いたことと、快適なバスボートで釣りをさせてもらえたことに尽きます。
レンタルボートの素晴らしかった点は、魚探とエレキがノーストレスだったことです。
これまでの経験上、レンタルボートはエレキがガタついたり、無段変速ではないものだったりと、割と釣りをしながらストレスを感じることが多かったです。
魚探に関しても、日焼けしてまともに画面が見れないという事もありました。
平日にも関わらず、ほぼすべての船がレンタルされていたようでしたので、人気の程が伺えました。
6月、7月は桧原湖が最もにぎわうシーズンです。
釣行をお考えの方は、早めの予約をおすすめします。
まとめ
2021年6月7日の桧原湖の状況とスモールマウスバスの釣果について書かせて頂きました。
加藤さんから聞いた情報をもとに、自分なりに展開できた良い一日でした。
桧原湖は平地よりも気温が低く、何より景色がキレイなので、この時期の釣りは本当に気持ちがいいです。
また釣行に行った際には、記事を書いて紹介させて頂きます!
(次回は、I字系で釣りたいな~~)
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