【2021年11月4日】初冬の八郎潟を徹底攻略!!・・・しきれませんでした

釣り

10月16日、晩秋の八郎潟に挑戦した際には、スピニング2本という無謀なタックルで挑み、居場所が全くと言っていいほど掴めませんでした。

そこで、今回はどんな状況にも対応できるようにフルタックルで臨んできました。

予想より季節の進行が早い八郎潟に苦戦したものの、なんとか魚に触ることが出来ました。

この記事では釣行の様子をご紹介すると同時に、現在の八郎潟についてお伝えしますので、最後までお付き合い頂けましたら幸いです。

11月4日の八郎潟の状況

朝一の気温と水温は一桁で、カピーンと寒いスタートでした。

日中は、気温が15℃程度、水温が14℃程度まで上昇したものの全体的にフィールドは冬の印象でした。

所々にカモが群れて休んでいました。
(ちなみに11月からカモ撃ち猟が解禁となるので、ボート釣行の際は万が一の発砲に備えて、いつも以上に周りを見渡し、危険を回避することをおすすめします)

まずは朝一フィッシュを期待して、本湖の第二~第三ポンプを目指してみることにしました。

本湖および流入河川を巡る

第二~第三ポンプ付近には、漁師の方が数名いらっしゃったので、邪魔にならない距離を確保して流していきました。

ネコリグ、シャッドなど定番ルアーを投げてはみたものの、バスかどうかよく分からないショートバイトが一度あったのみで不発に終わりました。

ただ、この時点で岸際ドシャローにはいないと判断できたので、以降は少し冲目を狙っていくことにしました。

八郎潟はフィールドが広大過ぎるが故に、少しの判断ミスで迷宮入りして、1日を台無しにし兼ねないので、思い切って見切る気持ちも大切だと思います。

妹川

流入河川の1本目は妹川です。

減水が進む今の八郎潟では河口付近のみと割り切って攻めてみましたが、ボラがとにかく多すぎて、バスからの反応は得られませんでした。

ボラが跳ねたり、勢いよく逃げるとバスも警戒するんですかね・・。

井川

ハイシーズンには、必ずと言っていいほど先行者がいる人気の井川ですが、この日は、八郎潟全体を貸し切りのような一日だったので、すんなり入ることが出来ました。

同船者の方は、水門付近で早々にバスをキャッチしました。
ルアーはドライブスティックのテキサスです。

かくいう私もなんとかバスをキャッチできましたが、写真の通りのコバスで、八郎潟最小記録を無事更新しました(笑)

井川は杭が多いですが、その一本にアンクルゴビィのヘビダンをタイトにキャストした後に、コツコツとブルーギルのようなバイトがありました。

橋を越えて、結構奥まで流してみましたが、続かなかったため移動することにしました。

余談ですが、八郎潟でヘビダンを使う際は、スティックタイプのシンカーがおすすめです。

理由はひとつ!
根掛かりが圧倒的に少ないです。

馬場目川

夏場にアオコ取りフェンスが設置される付近のやや深い部分を流すと、やっとマシなサイズが釣れてくれました。

初めは、フローシャッド(ゼロ)を投げていましたが、もっとボトムコンタクトが欲しかったので、めったに使わないOSPのダンクを投入したところ、これが正解だったようです。

岸から1~2m程度の段差部分で急潜行した際のバイトでした。

釣れたバスは口の中が赤く、体も冷たいので、完全に冬バスと言う印象でした。

リアクションで口を使わせるために、メタルバイブなどの投入も検討することにしました。

船上の贅沢

ボートで釣りをする場合、暖かい季節であれば、菓子パンやおにぎりなど、簡単に食べられるもので昼食を済ませますが、今回は「小型のガスバーナーコンロ」を持参して、船上で熱々のカップラーメンを満喫しました。

寒くて、過酷な状況で釣りをしていると、集中力も切れてきます。

気分的にも体力的にも、温かいものを食べられるのは、手軽でありながら最高の贅沢ですので本当におすすめです!

安定のSTCまわり

1年を通して、安定のお助けスポット「STCまわり」で、最後に一匹追加して、1日目は終了となりました。

トリ島のおかげで、風がブロックされるのがいいんでしょうか?

とにかくベイトも豊富なので、困ったときのSTCです。

佐藤旅館・・休業・・・

私は八郎潟釣行の際には、八郎潟駅近くの「佐藤旅館」さんに宿泊しているのですが、この度予約の電話をしたところ、無期限の長期休業との事でした。。。

明るいおかみさんと、格安の素泊まり料金で、大のお気に入り旅館だっただけに本当に残念で仕方ありません。

直近のコロナの影響と、八郎潟を訪れるアングラーの減少に伴う来客減が原因なのではないかと勝手に予想しています。

来年再開して頂くことを心から願います。

ということで、今回はサンルーラルに宿泊しました。

部屋も綺麗で快適でした。

食事をしながら反省会をし、翌日のプランを「東部承水路の地形の変化や、少しでも深い部分を狙っていく」という事にしました。

また、40アップのバスの居場所や食わせ方が全くつかめないので、そのあたりも考慮しながら二日目を迎えました。

まさかの三種川

当日の風向きを考慮して、東部承水路を北から南に向かって流そうと、新生大橋を越えて北上していくと、前回の釣行の際、減水によって諦めた三種川にどうしても行きたくなってしましました。

私は一度、三種川の河口で座礁経験があるので、勇気が要りましたが、トリムをかなり上げて走行することで、無事三種川に進入することが出来ました。

とは言え、今の時期の三種川は、航路を完全に把握している方以外は進入しないことをおすすめします。

水の多い春であっても、STCの進藤さんなどに航路を教えてもらってから行くのがいいと思います。

三種川への進入航路を一応以下に記載しますが、万が一の座礁の責任は致しかねますのでご了承いただき、十分お気をつけください。

  1. 通称赤門(西岸の水門)を過ぎたら岸から30m程度を走行
  2. 東岸に見える橋が三種川の入り口ですが、斜めに進入はしない
  3. 橋の対岸に張り出た葦があるので、そこから直角に右に曲がる
  4. 三種川河口の右寄りは激浅なので橋の左を目指して走る
  5. ただし、左過ぎると沈みモノにエンジンをぶつける可能性があるので注意

と言った具合で結構シビアなので、くどいようですが十分注意して下さい。

前置きが長くなりましたが、三種川で無事バスをキャッチすることが出来ました。

1日目の馬場目川にヒントが隠されていました。
以下の写真をご覧ください。

ヒットゾーン
不発ゾーン

水面をよく見ると、ヒットした場所には落ち葉が浮かんでいます。

つまり、キーとなる条件は三つです。

  • 水の動きが(極力)無い場所
  • やや水深がある場所
  • それでいてベイトがいる場所

水深はボートポジションで1.5~2.0m、ヒットルアーは低水温期に強いスーパースレッジです。

タダ巻きが効かなかったので、少し沈めてから2~3回トゥイッチ&ストップで攻略しました。

同船者の方は、上流部でナイスな真鯉をゲットしました(笑)

まとめ

最終結果は以下の通りでした。

【1日目】

私:バス3匹
同船者:バス1匹

【2日目】

私:バス1匹、ニゴイ1匹
同船者:真鯉1匹、ニゴイ1匹

冬という事で厳しいものの、なんとか魚に触ることは出来た二日間でした。

40アップのバスは結局どこで何を食べているか分からなかったものの、勝手な予想としては、居ても食わない、もしくはルアーに反応するタイミングが極端に少ないと感じています。

今年の八郎潟釣行はこれにて終了としますが、11月いっぱいくらいは、まだまだ釣りは可能だと思います。

防寒対策を万全に、ぜひ我々には釣ることの出来なかったビッグフィッシュをゲットしてください!

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