【期限が切れても大丈夫!?】船舶免許(ボート免許)の更新について~山形の場合~

釣り

船舶免許(ボート免許)は自動車免許と同様に、数年に一度、更新の必要があることはご存知でしょうか?

わたしは忘れそうになりました・・。

2021年(平成33年)10月6日に更新日が迫った船舶免許の更新をすることにしましたので、覚えておいて損はないこと注意事項について記載したいと思います。

船舶免許(ボート免許)の有効期限

免許を取得し、登録された日から5年が有効期限となります。

私の場合、平成28年10月6日が最初の有効期限でした。

期限までに更新を行うと、さらに5年後に有効期限が設定されます。

更新日から5年ではなく、免許登録日を基準に有効期限が設定されます。

免許更新はいつから出来るの?

自動車免許の場合、誕生日の前後1ヶ月の合計2ヶ月の間に更新手続きを行うことになっています。

※ただし、2021年2月現在は「新型コロナウイルス感染症対策」として、期間延長の措置が実施されているようです。

船舶免許の更新は、有効期限満了日の1年前から手続きが可能です。

自動車免許と比べて、だいぶ長い更新期間が設定されていますが、注意も必要です。

更新可能日(講習日程)が決まっている

残念ながら、いつでも更新が出来るわけではありません。

船舶免許更新センターのホームページから、お住まいの地域の講習日程が確認可能です。

ちなみに山形は、この通り極端に講習日程が少ないです。

山形県では海に近い酒田市開催の講習がメインです。
わたしは山形市内で講習を受けたいので「山形ビッグウイング」会場を申し込みました。

免許の有効期限が、10月にも関わらず、8か月も前の2月に申し込んだのは、これを逃すと次がいつなのか分からなかったからです。。

日程表には6月までの予定が掲載されていることから、7月以降になるのでしょうが、不安だったので早めの日程で申し込みました。

この点が、最もお伝えしたかった内容です。

有効期限日まで、まだ期間があるからと安心せずに、一度、お近くの会場の講習日程を確認されることをおすすめします。

万が一、有効期限が過ぎてしまった場合については以下に記載させて頂きます。

船舶免許の有効期限を過ぎてしまったら

船舶免許の場合、有効期限切れで失効してしまった場合、もう一度試験を受けて免許を取り直すということはありません

「失効再交付講習」というものを受講することで免許証は復活します。
もう一度、先ほどの日程表を見てみます。

講習種別の項目を見ると、ほとんどが「更新と失効」となっていますので、その日程で申し込むことになります。

失効手続きは、更新手続き比較して、以下の点が違います。

  • 講習費用が5,000円ほど高くなる
  • 講習時間が1時間ほど長くなる

期限が切れても、免許がなくなるわけでは無いので、しばらく船に乗らないという場合は、あえて期限切れで放置して、また乗ることになった際に再交付するという手もありますね。

船舶免許更新に掛かる費用と必要なもの

船舶免許の更新方法は大きく2つに分けられます。

  • 海事事務所に申請手続等を委任
  • 自分ですべての手続きを行う

海事事務所に委任

「船舶免許 更新」などで検索すると、だいたい海事事務所のホームページが上位に表示されるかと思います。

私は海事事務所に委任する方法で免許の更新をしていますが、一連の流れは以下の通りです。

  • ネットで申請(会場等の必要事項を入力)
  • 数日中に手続きに必要なものが記載されたメールが届く
  • 一式揃ったら、書類の郵送と費用の振込
  • 期日に会場へ行き講習を受ける
  • 1~2週間後に自宅に新しい免許証が届く

手続きに必要なものは5点です。

  • 現在所持している船舶免許のコピー(1通)
  • 委任状(1通):運輸局への申請等を委任する書類です。
  • 写真(2枚):縦4.5cm×横3.5cm(スピード写真で大丈夫です)
  • 住民票(1通):本籍記載で一年以内発行のもの
  • 確認書:振込手段や新しい免許証の配送方法、会場で古い免許証を提出可能かどうかなどを記載する書類です。

※古い免許証を提出したくない場合は、別途費用(1,500円程度)が掛かります。

トータルで掛かった費用

船舶免許の更新に掛かった費用は以下の通りです。

  • 海事事務所への支払い費用:11,000円(税込み)
  • 振込費用:ゆうちょダイレクトで無料
  • 証明写真:800円
  • 住民票の交付:400円
  • 郵便局(レターパック):370円
  • その他移動に掛かる費用:約400円

以上で、合計が約13,000円でした。

決して、安い金額ではありませんが、海事事務所に委任することで、安心して免許の更新が出来ると思います。

自分で全ての手続きを行う場合

私自身はやったことが無いのですが、流れとしては以下のようです。

自分で手続きをするメリットは、海事事務所に委任した場合と比べ費用が安く済むようです。
(調べたところ約3,000円ほどの違いがあるようです)

もう一つのメリットは、免許証の発行が早いようです。(1~2日で発行)

「費用を抑えたい」「全部自分でやりたい」という方にはいいかもしれません。

私はめんどくさがりなので、今後も海事事務所に委任すると思います・・。

船舶免許の使用目的と保管方法

わたしの場合は、湖でのブラックバスフィッシングでバスボートに乗るために船舶免許を取得しました。

写真の通り、ボートはあまり高さが無く、走行中に水を被ることもしばしばです。
そこで、大切な船舶免許は防水ケースに入れるようにしています。

自宅ではケースに入れたまま、釣り道具と一緒に保管しておくことで、釣り当日に免許を忘れるということが無いので、私にとっては必須アイテムとなっています。

まとめ

いかがでしょうか?
船舶免許の更新は、うっかり忘れがちです。

この記事を通して、一人でも多くの方が講習日程を早めに確認していただけましたら幸いです。

今はまだ寒い2月・・。
暖かくなって、ボートに乗れる日が待ち遠しいです!

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