ハイシーズンという事で、5月末の釣行に引き続き、また八郎潟に行ってきました。
前回の様子はこちら
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時期的には、ポストスポーンからアフターに移行しているような状況を想像しながら、タックルを用意しました。
この記事では例によって、決して甘くない八郎潟を3日間でどのように攻略していったのかをお伝えさせて頂こうと思いますので、宜しければ最後までお付き合いください。
6月13~15日の八郎潟の状況
秋田県は6月11日頃に梅雨入りしたとのことですが、13日と14日は雨の気配はなく、晴天無風の夏のような気候でした。
水温は朝イチは22℃程度から、日中は28℃近くまで上昇しました。
STC周辺や、本湖方面ではアオコも発生していました。
まずはザックリ状況を把握するために、馬場目川に向かってみることにしました。
馬場目川~妹川~井川~三種川
馬場目川の北岸側は、すごく水が汚かったです。
ラインが茶色になってしまうアレです。
まずは、ドライブSSギルのフリーリグでブレイク付近を流してみました。
開始早々、ラインが走り、幸先よくヒットしましたが、ジャンプでバレてしまいました。
ここから、1日目の悪夢が始まります。
結論からお伝えすると、様々な場所で6本かけて、全てバラシ・・。
初日はノーフィッシュという、呪われた展開になりました。
馬場目川以外の川の状況は以下の通りでした。
- 妹川:ややアオコが入っている。ヘラ台下のシェードで雷魚がポケーっとしてる。バスは薄そう。
- 井川:人工物にバスのフライを確認。カンムリカイツブリの巣が多数。上流は草刈りしたばかり。
- 三種川:魚は濃い気がする(バス、それ以外問わず)。春先から叩かれ続けたバスはかなりナーバスでポジションや着水音などのアプローチが重要と感じた。
6月14日は三種川で丸一日粘る
釣れていないとは言え、1日目の状況から「三種川で粘れば釣れそう」というのと「どうしても魚に触りたい」という気持ちで2日目に臨みました。
結果的にはトータル4本でした。
そのほとんどは、前回同様、サカマタシャッド4inの3.5gダウンショットです。
オーバーハングに浮いているバスをフロッグや虫ルアー(浮く、沈む両方)で狙ってみましたが、見にくるだけでバイトに至らないという状況でした。
食べたいけど、食べるものにはセレクティブという印象でした。
ちなみに下の画像の子は、オーバーハング下で、40アップのバスを押しのけて、ルアーを喰ってきたツワモノです(笑)
雨模様の3日目にドラマが起きました
3日目は、自分の中で小さな誓いを立てました。
「三種川以外で釣る」です。
朝イチ一投目の馬場目川で、写真のバスが釣れました。
完全に雨パワーだと思います。
その後、五投目くらいにも釣れてくれました。
すでに満足したので、帰ろうかとも思いましたが、せっかくなので、色々な場所を冒険してみることにしました。
まずは小深見川
ジャングルクルーズのような景色を楽しんだだけとなりました。
延々と続く、葦と木のオーバーハングが釣れそうな雰囲気なのですが、なんの反応もありませんでした。
結構ガッチリとリップラップが入っているのも苦手かもしれません。。。
次に豊川
河口部が浅いので、しっかり釣り込んだことがなかったので、エレキを上げながら、上流に向かって流してみることにしました。
緑の橋を越えたあたりから、水深が出ていい感じでした。
ふら~と泳ぐ見えバスが一匹いたのを確認したあとに、小さいながらも初の豊川フィッシュをゲットしました。
奇跡の50ジャスト
正午をまわり、少し陽が出て暑くなってきた時の出来事でした。
(場所は伏せさせてください。)
ポケーッと浮いていたバスが、サカマタシャッド目掛けて突進していきました。
完全にエサだと思っているようです。
サイズは50ジャスト。
八郎潟で二度目の50アップは最高でした。
タックルセッティングは大切ですね。
アルファスCTはピーキーなリールですが、もうひと伸びしてくれるので、ボートポジションを少し遠めに取ることが出来ます。
また、ダウンショットシンカーが3.5gですが、ストレスなく投げることが出来ます。
今回の釣行の総括
個人的に、昨年から不調を感じていた八郎潟ですが、今回の釣行を経て、(いろんな意味で)生きていることが分かり、安心すると同時に嬉しくなった3日間でした。
まず、ピーク時よりは個体数が減少しているとは言え、新たな命が確実に誕生しています。
そして、見えバスも多く見られました。
アフターという事で、浮き気味のバスが多いことが理由かもしれませんが、「こんなに居るんだ~」と確認できたのは大収穫です。
状態としては、アフターが大半、ネストも残っているような状況だと感じました。
これから、梅雨が明けたら、例年通りサマーパターンに突入していくことになると思います。
まとめ
釣りという趣味は、人間の都合ファーストで、魚にとっては甚だ迷惑だと思います。
しかし、人間側は「ゲーム性が高い」「魚との知恵比べ」など、便利な言葉をチョイスします。
かくいう私もその一人です。
今さら「釣りという趣味」を辞めることは出来ないので、自然とうまく付き合いながら、節度と感謝の気持ちを大切に、これからも楽しませてもらおうと思っています。
ありがとう、八郎潟。
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