【2021年12月21日】桧原湖のワカサギ釣りに初挑戦してきました

釣り

これまで桧原湖にはスモールマウスバス釣りでしか訪れたことがありませんでしたが、この度、とある方(後ほどご紹介します)のおかげで、ワカサギ釣りに初挑戦させて頂きました。

「初めてなら20匹釣れれば上出来」と言われ、緊張しながら臨みましたが、終わってみれば、なかなかの好結果でした。

今回は桧原湖の中央付近にある「こたかもり」さんにお世話になり、ドーム船を体験してきましたが、初釣行を経ていろいろ感じるところがありました。

特に「初挑戦の人間だけで行くのは少しハードルが高いかも・・・」と感じました。
(私は経験者の方と行ったので、安心して快適に釣りが出来ました)

この記事ではワカサギ釣りに挑戦してみたい方のために、ワカサギ釣りを開始するまでの流れや、必要なもの、(後半やっと分かってきた)釣り方、アタリの取り方などをご紹介したいと思いますので、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。

「こたかもり」さんについて

平日の朝5:30にも関わらず、たくさんの車と人で賑わっていました。

冒頭で「初挑戦はハードルが高いと感じる」と書きましたが、分からないことは、こたかもりの方に聞けば親切に教えて下さいますし、ホームページにも詳細が記載されていると同時に、レンタルタックルなどもあり、手ぶらで行くことも可能です。

どんなところがハードルが高いと感じたかと言うと、周りの釣り人が慣れた様子で準備を進めている中、どこに集合して、どうやって釣り場に行くのだろうという点が全く分からず、かなり緊張しました。

終わってみれば、なんてことは無かったのですが、流れを以下に記載しますのでご参考下さい。

  1. 6時出船のため、少し早め(5:30頃)に現地到着して準備開始
  2. 受付を済ませた後、桟橋に徒歩で移動して並ぶ(滑り止め付き長靴推奨)
  3. 最初の出船はグループの代表のみが乗船(到着したらドームを選択)
  4. 残りのメンバーが後続の船で到着(スマホで部屋番号などを連絡するとスムーズ)
  5. ドーム船の中に入って釣り開始
  6. 12:00、15:00、16:00に迎えの船が来るので時間の前に片付けして外で待機
    (1日プランであればどの時間に帰ってもOK)

文章にするとこのような流れですが、行く前にこの段取りを知っておくことで、かなり安心して釣りが出来ると思います。

送迎船

船に乗っている時間はほんの数分ですが、相当寒いので、必要以上の防寒対策は必須です。

2艇の船で送迎してくれます。

ドーム船

今回、我々一行は三名で13番のドーム船を利用させて頂きました。

共用のトイレも設置されているので安心です。

ドーム船内部

4人用のドーム船の中は結構広くて、暖房も完備されているので、かなり快適です。

写真の通り、真ん中が溝になっているので、そこに仕掛けを投入して釣りをします。

ただし、気を抜くとスマホやハサミなどを落としてしまいそうになるので、十分に注意が必要です。

ちなみにキャップを被っている方は、エサの紅さしを掴むピンセットを落水させました(笑)

桧原湖の様子

バス釣りシーズンとは打って変わって、雪景色が広がっています。

湖上からこの景色をみられるのもワカサギ釣りならではだと思います。

ワカサギ釣りに必要なもの

写真の方は、FLV山形(フィッシングプロショップ&SUV専門店)の店長、設楽さんです。

今回の釣りでは、設楽さんから道具全てを貸して頂きました。
(本当にありがとうございました)

設楽さんの持ち物を見ると、ワカサギ釣りの道具はかなり豊富で、こだわりを持ち始めてしまうと、本当にキリが無いように感じました。

その中から、実際に一日釣りをしてみて「これさえあれば、とりあえずワカサギ釣りはできる」という道具を抜粋してご紹介させて頂きます。

「電動リール」と「ライン」と「ロッド」

私自身は、あまり道具には詳しくありませんが、リールは手巻きよりも電動の方がいいと思います。
(楽なので。。)

ベーシックモデル(1万円弱)からハイエンドモデル(3万円程度)まで価格差はありますが、最低でも水深が見れる液晶付きのもの(12,000~15,000円くらい)が間違いないと感じました。

というのも、今回ワカサギの釣れたタナは底付近でしたが、その中でも時間によっては少し浮かせた方がいい場合などあったので、水深はかなり気にすべきだと思いました。

ラインとロッドについては、性能差を語れるほどの経験がないため、よく分かりませんが、まずはベーシックなものを選ぶのが良いのかもしれません。
(参考にならずすみません・・・)

「仕掛け」と「おもり」

仕掛けとおもりは数が多く、全部を揃えるのは途方もないので、今回私が使用したものをご紹介します。

まず、事前情報で現在の桧原湖のワカサギは小さいと聞いていたので、針は0.5号とかなり小さめのものを購入しました。

また、針が多い方がたくさん掛かるイメージがありましたが、エサ付けの面倒さを考慮して5本針のものを選択しました。

おもりは湖流の強さなどによって使い分けるとの事でしたが、まずは4gのものを購入しましたが、今回の釣りでは問題ありませんでした。

オモリの下にもう一本針を装着できるので、付けておいた方がいいと思います。

便利グッズたち

設楽さんは循環式の入れ物を手作りしてました(笑)

循環式を手作りするのは大変ですが、ワカサギをキープしておく「活かしバッカン」は必要だと思います。

二層構造のものであれば、水替えや最後に持ち帰り用のジップロックなどに移すのもとても楽です。

「仕掛けハンガー」と「ハリ外し」は、あるとかなり便利です。

仕掛けは細く、針も多いので、絡まるとなかなか大変です。

エサである紅さし(グロいので写真は載せませんが)を掴むためにピンセットを使用しましたが、エサ付けはワカサギ釣りの中で一番面倒な作業だと思いました。

針が小さいし、ピンセットに思わず力が入り、紅さしを潰してしまったりするので、専用のピンセットを使うのが良いと思います。

ピンセットを握ると先端が開き、放すと閉じるので、かなり便利そうです。

道具に関しては、ここまで記述したものがあれば、何とかなると思うのでご参考下さい。

ワカサギの「釣り方」と「アタリ」について

上の写真は、釣り方とはまったく関係ありませんが、こたかもりさんのソースカツ丼です。
とても美味しく、かなり満腹になるのでおすすめです!

ワカサギの釣り方に関しては、基本的なことしかお伝え出来ませんが、やってみて分かったことも踏まえてお伝えしたいと思います。

まずは全ての針にエサを付けます。
5mm程度の紅さしをチョン掛けして、半分くらいにハサミでカットしました。

リールのスイッチを押すと、仕掛けが沈んでいきます。
(仕掛けが絡まないように焦らないのがポイントです)

オモリが底に着いた状態から、少しだけ巻き上げます。
ロッドが真下にシュッと曲がった状態にします。

軽く上下させたり、リールをトントンしながらワカサギを誘います。

手元まで伝わるアタリはほとんどなかったので、ロッドの振動や違和感でアタリを取ります。
(ここが慣れるまではかなり難しい・・。)

竿先が僅かに震えたり、ピクッと動いたり、違和感を感じたらとりあえずアワセてみます。

アワセはリールを上に向かって持ち上げるようにした方が掛かりが良かったです。

ワカサギは口が薄いので、一連の動作をなるべくスムーズに行うことで、途中で外れてしまうという事が減少しました。

ずらずらと書くとこんな感じですが、要点は以下の通りです。

  • 横着しないで食いが悪い時はエサ替えをする
  • 誘いの操作を行うことを忘れない
  • ロッドの怪しい動きはアワセる
  • アワセから上げるまでの動作をスムーズに
  • 焦らない(ケガ防止・リズム維持のため)

ワカサギの天ぷらは絶品

釣果の方は、正確に数えていませんが、40~50匹程度釣ることが出来ました。

それに加えて、設楽さんから60匹くらい分けて頂いたので、約100匹持ち帰り、さっそく天ぷらにしました。

サクサク、ほくほくの美味しさを味わえるのは釣り人の特権だと思います。

まとめ

初めてワカサギ釣りをしましたが、釣って楽しく、食べておいしいワカサギが人気なのがよく分かりました。

ハマってしまうと道具沼にはまりそうで怖いですが、今度は結氷してからの桧原湖にも行ってみたいと思いました。

ワカサギ釣りをやってみたいと思っている方は、ぜひ挑戦してみて下さい。
本当に楽しいですよ!

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