【2023年12月のバス釣り】冬の八郎潟は「異常無し」だったので今年一年を振り返ってみます

釣り

12月6日〜8日の3日間、修理後のエンジンの確認も兼ねて、今シーズン最後の八郎潟に挑戦してきました。

タイトルの通り、魚は釣れませんでしたが、初の12月釣行ということで、得るものや思うことがありました。

この記事では、釣行の様子だけでは書くことが少なすぎるので、2023年を振り返ってみようと思います。

あまり面白くないかもしれませんが・・
最後までお付き合い頂けたら嬉しいです。

八郎潟の状況

道中、秋田道は雪は降ってはいないものの道路脇に積もっていたり、西仙北PAは融けた雪が凍り、歩くとツルツル滑りました。

この時点で、季節は完全に冬だと言うことを痛感しました。

八郎潟に到着し、船を降ろして水温を確認すると・・・
3.44℃。

こんな数字は初めて見ました。
せめて、6〜7℃くらいを予想していたのでショックが大きかったです。
気温がそこそこ高かったのが救いでしたが、魚は完全に越冬モードだと思われる状況でした。

釣りを開始する前に夏にエンジンをぶつけた岩を確認してみました。
(ぶつけた時の様子は以下の記事をご覧ください)

ぶつけた日も、今回と同様に減水していました。
とは言え、水深約1.5mの場所でぶつけるとは、ちょうど岩のトップに当たるという、なんとも運の悪い状況だったことが分かりました・・。

地図にもしっかりドクロをマークしておきました。
二度とぶつけないようにしなくては。

ちなみにエンジンは、上の写真のように下の部分(アッセンブリ?)を全て交換したので、快調そのものでした。

3日間の釣りの様子

ここからは3日間の様子をダイジェスト形式でお伝えします。
途中、気づいたことや発見したことを挟んでいくので、よろしければご参考ください。

1日目:川が温かい

承水路の水温は4℃程度ということで、きっと魚がいるであろう、第一ポンプを目指しました。

時間を掛けて、ポンプの中や外、石積み、水中の岩を丁寧に探ってみるも、なんの反応もなく、どうせダメならと馬場目川に入ってみることにしました。

ここで驚きの発見がありました。

これまでは「川の水温が承水路より高いことはない」と思っていたのですが、自分の勝手な思い込みであったことを知りました。

馬場目川の水温は6℃台。
何やら期待がもてます。

ライブスコープで確認すると、たまに鯉らしき魚影が単発で映りましたが、生命感に乏しい感じでした。

となると、せっかくなので三種川に行きたくなりました。

河口では浚渫工事が行われていました。
(台風シーズンの氾濫を防ぐのが目的らしいです)

浅いことはもちろんですが、ただでさえ狭い航路の真ん中に流木が沈んでいるなど、結構危険な様子だったので、来春には、安全に走行できるようになることを願うばかりです。

なお、三種川の水温は7℃で、かなり期待したのですが、やはりなんの反応も、なんのヒントもなく、終了となりました。

釣り方は1日を通して、ダウンショット・シャッド・メタルバイブをローテーションしてみました。

2日目:漁港、爆風・雨・雷・極寒

この日は天気予報を見る限り、爆風&雨のため、釣りが出来るのは午前中の数時間ということが分かっていたので、朝イチは大潟橋の漁港に向かいました。

漁港内は、沈船・漁礁・岩・鉄杭などがあることと、ある程度プロテクトされているので、他のエリアより変化の影響が少ないのではないかとの予想です。

メタルバイブはすぐに引っかかってしまうため、ネコリグとヘビキャロで丁寧に探ってみました。

漁港の南東の角の半沈船のさらに奥のシャロー(水深20cmくらい)では、魚種は分かりませんでしたが、稚魚が群れで固まっていました。

厳しい冬を耐えて、ぜひ春まで生き残って欲しいと思わせられる光景でした。

そうこうしていると空はどんどん暗くなり、雨風が酷くなってきたので、11:00に終了となりました。
(後に天気予報を確認したところ、三種町では風速11m/sだったようです・・)

3日目:STC・トリ島周辺

正直、前2日間で、自分の集中力は切れていたので、帰ろうかとも思いましたが、トリ島周辺のみを短時間勝負してみることにしました。

結果は、タイトル通り「異常なし」でした。
この3日間で痛感したのは、冬は想像以上にヒントが少ないことです。

もしくは、期待が高まる春の三寒四温の釣りとは違い、日を追うごとに寒くなり、心の中では期待とは真逆の「どうせ釣れないよ」という失望や絶望の感情が溢れ、それが結果的に集中力を奪い、ヒントにすら気付かない雑な釣りになってしまったのかもしれません。

2023年の振り返り

今年もSTCさんには春から何度もお世話になりました。
本当にありがとうございました。

ということで、2023年を振り返ってみようと思います。

春(3〜5月)

初釣行は4月の一週目でした。
産卵を控えたコンディションのいいプリの魚に癒されました。

その後は、ゴールデンウィーク・5月後半に行きましたが、以前はあからさまにネストがあったような場所にはなく、産卵場所や時期が変化してきているかと思わせられる感覚を持ちました。

夏(6〜8月)

川が氾濫するなど、雨の影響をモロに受けた夏でした。

急激に濁った時は、影響の少ないドシャローや回復の早い流れ込みなどが鉄板ということを再確認することが出来た釣果でした。

秋(9〜11月)

エンジン修理中ということで、自分の船ではなく、Yさんに同船させていただきました。

秋の馬場目川の威力を初体験出来ました。

2024年の抱負

来年、2024年も可能な限り、八郎潟に通いたいと思っています。

私は、仕事の都合で平日の釣行となってしまい、HBAの大会にも出場していないのですが、一応情報はチェックしています。

上位の方のインタビューを見て思うことは、「時代(釣り)が変わってきた」と痛感しています。

ウィニングパターンが「湖流の影響を受けにくいエリアや岩の地形」だったり、ウィニングエリアが、「豊川や馬踏川(しかも結構上流)」だったりと、自分の引き出しには全くない釣りに驚かされています。

それらは、ひとえに、これまでのメジャーな場所で釣れにくくなっていると言い換えることもできると思うので、寂しい気持ちにもなってしまいます。

全国的に「バスが釣れにくい」「数年のうちに釣れなくなる」などと言われていますが、その通りかもしれません。

しかし、バス釣りを趣味としてしまった自分のライフサイクルを今更変えることは出来ません。。

これからも「ゴミを捨てない」など、最低限、自分に出来ることをやりながら、八郎潟で釣りをさせていただきたいと思っています。

まとめ

冬の八郎潟は想像以上に厳しく、なんのヒントも手掛かりもありませんでした。

やはり極寒の中、ボートはしんどいので、今度から「冬はオカッパリをやろう」と思います。というのが3日間の結論でした(笑)

来年も楽しく八郎潟で釣りができることを願って、今年一年の振り返りを締めたいと思います。

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