【2024年3月〜4月早春のバス釣り】八郎潟でやっと2キロオーバーのビッグママに出会えました

釣り

結論からお伝えすると、4月17日(水)に、八郎潟、東部承水路にて今年の初バスをゲットしました。

その数時間後、2260gのビッグママをキャッチすることが出来ました。

この記事では、3月の初釣りからバスに出会うまでの長い道のりを、備忘録の意味も込めて書いていこうと思います。

水温や状況変化にも触れていきますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたら幸いです。

3月後半の八郎潟の様子

2024年は暖冬でした・・が、1月、2月は暖かく、このままどんどん水温上昇か?という雰囲気から一転、3月は厳しい寒さの日が多く、後半まで雪が降る始末でした。

そんな中、3月28〜30日に八郎潟に行ってきました。

結果はノーフィッシュ。
鯉などを含めても生命感ひとつ感じられませんでした。

2022年3月釣行時のことを参考に臨みましたが、ダメでした・・。

この期間の様子を箇条書きで残しておきます。

  • 天気:3/26に雪、27、28は穏やか、29は午前爆雨、30は最大9mの爆風と雨
  • 気温:朝こそ寒いが日中は10℃前後と比較的暖かい
  • 水温:初日STCで5℃台、最終日にかけて7〜8℃まで上昇
  • 感想:一週間後なら結果は違ったかも・・。
  • エスカーラボートのYouTube情報:本湖・東部側は4/4に初釣果のようです。
  • シェルターマリンのブログ情報:西部は3/30に釣れたようです。

人生初の4日間釣行

4月15日(月)〜18日(木)まで平日4日間という贅沢な釣行スケジュールを組みました。
これまで、最長で3日間だったので、体力などを含めても未知の領域です。

4月15日(月)

1日目は、最高気温が26℃と夏日の暑い1日でした。
水温も朝イチは13℃後半でしたが、最終的には20℃近くまで上昇しました。

ここに大きな落とし穴というか、自分のバカな勘違いがありました・・。
バス釣りをしていると以下の2つは必ずと言っていいほど、聞いたことがあると思います。

  • 水温15℃前後で安定するとスポーニングが始まる
  • バスの適水温は20〜25℃くらい(18〜27という説もある?)

ほぼ丸1日を三種川に費やしました。
水温も昼過ぎには18℃を超え、「適水温だ!もしやスポーニング開始か?」と浮かれました。
(いやー、今思ってもバカな発想です・・。)

結果的に釣果は雷魚が2匹でした。

しかも、内1匹はサイトフィッシングでした。。

4月16日(火)

バスに関する手掛かりが全くないまま2日目に突入しました。
この日は、本湖に流入する川を見て回ることにしました。

馬踏川

水位は満水近く(7〜8割くらい)まで増えているにも関わらず、河口が浅すぎて入りづらいし、リップラップを流すにも砂底にエレキが当たって釣りがしにくいです。

橋を越えた先の流れを生むポンプ?も止まっていたので、早々に切り上げました。

豊川

河口で写真の子が釣れました。

そして、2023年のHBAクラシックのウイニングエリアとなった場所を初めて見に行きました。

感想としては、「悪くはないけど、ここ?」です。
減水している秋にこのエリアに辿り着いた三浦さんや津島さんのセンスは凄すぎます。

その後、Uターンがしんどくなる川幅のところまで流してみましたが、かなり上まで行けたのには驚きました。

豊川は、今後釣り込む価値があると感じました。

妹川

雰囲気はかなりいいです。
両方の岸を、巻きと撃ち、両方試しましたが、バレてしまった雷魚のバイトがあったのみでした。

しかし、1日目といい、雷魚ばかりです・・。

井川

河口まで行きましたが、漁師さんらしき人がいたので、迷惑もかけたくないので引き返しました。

馬場目川

あんな色の馬場目川は初めてみました。
福島の五色沼のような色で、気味が悪くなりました。

水温も他の川は15℃前後でしたが、馬場目は10℃台。
一投もせずパスしました。

東部承水路(大潟橋付近)

帰着時間まで、承水路の西岸リップラップを流すことにしました。

一度バイトがありましたが、まさかのドラグ締め忘れですっぽ抜け。
(ホントアホです)

ちなみに、ルアーはドライブSSギルのノーシンカー。

この時点で、水温は高い落とし穴にうっすら気づき、バスのことが少し分かってきました。

  • 一時的に水温は高いがまだまだ本調子ではない
  • まずは体を温めたい
  • そしてちょうどいいものを食べたい(追いかけるほどの元気がない)

4月17日(水)

前日、終了後にSTCの進藤さんに相談したところ、名言が飛び出しました。

八郎潟は、流して釣れる時代は終わった。

これは本当にその通りだと思います。
その証拠に2023年のHBA初戦の上位パターンは、三種川の葦前から動かない、というものでした。

1日目、2日目でバスはかなり難しいということが分かりました。
そこで3日目は、進藤さんのアドバイスをもとに、三種川の対岸のストレッチで、手を変え品を変え、粘って模索することにしてみました。

ドライブSSギルのノーシンカーで丁寧に撃っていくと、コンコンッというわずかなバイトが!

初バスゲットです!!
しかし、思ったより小さい・・。
そして、ちょっと不健康そうなガリガリ体型・・。

釣れたことに喜びながらも、さらに同じ場所で釣りを続け、正午を過ぎたくらいの日が差したタイミングで、ふと、このエリアの生命感がなくなる感覚が頭に降ってきました。

直感を頼りに三種川の河口に移動した2投目、ズンと重くなるバイトから2260gのビッグママをキャッチすることが出来ました。

ヒットルアーはティムコのナックルペッパーでした。

後から考えても、わずかな日差しとタイミングが一致した奇跡の一匹だったと思います。

4月18日(木)

最終日は、昨日のビッグママを超える一匹に出会えることはないだろうと思い、思い出作りとパターンの消去を目的に釣りをしました。

思い出作りは、ビッグベイトを投げ続けました。

パターンの消去は、色々ですが、5月に調子のいい釣りを試して、まだ今は釣れないことを確認しました。

要所要所では、ワームで探りを入れましたが、結果的には10バイト4キャッチ。
キャッチした全てがナマズでした。
(おそらくバイトも全てナマズだったのかもしれません・・)

こんな日もあるんだなと言うことで、14時に早上がりしました。

まとめ

4日間釣行の学びは数多くありました。

セオリーやパターンなどの情報に左右され過ぎず、自分の頭で考え、フィールドの微細な変化を見極め、最高のタイミングでベストの釣りをしなければ行けないことを再確認しました。

日々、答えに近づくよう細かいことに気をつけ、考え、釣りをして、やっと辿り着いたと思っても、また分からなくなり・・・。

これがバスフィッシングの最大の魅力だと、自分は思っています。

ほんと、バス釣り楽しい。
ハチロー、最高すぎる。

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