5月18日に桧原湖にバス釣りに行ってきました。
湖の水温は14~15℃程度で、シャローにネストは確認出来なかったものの、うろつくバスを数匹確認することが出来、このまま水温が安定すれば、一気に産卵ラッシュが始まりそうな雰囲気でした。
釣果の方は、あまり芳しくなく、とても難しい展開でしたので、記事にするほどでもないと判断しました。
そこで、この記事では、2021年JBTOP50戦で威力を発揮した、極細PEによるマイクロワームのホバストの釣りを試して思ったことについて書こうと思います。
やってみようと思っている方の参考になるように努めますので、最後までぜひお付き合いください。
マイクロワームのホバストについて
藤田京弥プロ、青木唯プロ、佐々一真プロなどが、上位入賞した釣り方です。
1インチ程度のワームに0.3~0.5g程度のネイルシンカーを刺し、0.2~0.3号程度の極細PEラインに3~4lb程度のリーダーを使用して、水深10mあたりの立ち木をライブスコープのシューティングで狙う釣り方
なんとも、究極的な釣り方です。
私は今回、画像のワーム(ティムコのスーパーホバリングフィッシュ2.5)に0.3gネイルシンカー、ラインはPE0.2号にリーダー3lbというセッティングで試してみました。
PEラインの強度問題
0.2号のPEラインは、ポンド数で表すとおおよそ5lb(約2.3kg)程度の強度です。
リーダーとの結束に注意を払う必要がありますが、数値的には決して弱い強度ではありません。
しかし、魚を掛けたところで、アワセ切れしてしまいました・・。
しかも結束部分ではなく、PEラインが切れてしまったのです。
もちろん、ドラグ設定にも気を付けたいたつもりなので、冷静に原因を分析してみました。
使用ライン
信頼性の高いシーガー PE X4を使用しました。
このライン自体は、とても素晴らしく、なんの問題もありません。
・・・しかし。
経年劣化
原因はこれでした。
私がラインを巻いたのは1年ほど前。
その後、3度ほどの釣行でしか使っていないため、まだ大丈夫と思っていたのが仇となりました。
PEラインの先端から5mほどは、手で引っ張っただけでも切れてしまうほど、脆くなっていました・・。
この原因が、水につけたことなのか、日光の紫外線なのか、確かなことは分かりませんが、いずれにしても、極細PEは扱いが難しいということがよく分かりました。
使い手を選ぶ釣り方
私は割とズボラな方なので、極細PEラインの釣りは向いていないということが、よく分かりました。
フロロラインの釣り以上に、巻き替えも含めたラインメンテナンスとこまめなリーダーの結び換えを徹底出来る人にしか使いこなせないと感じました。
そもそも、1インチのワームの飛距離を稼ぐために編み出された釣り方だと思うので、私が使用したワームであれば、3lbラインでも十分飛距離が出ます。
何が言いたいかというと、私のような素人が手を出せる次元の釣りではなかったことと、アワセ切れしてしまった魚に対して深く反省する結果となりました。
まとめ
これまでにやったことのないタックルのセッティングや、釣り方を試してみたくなるのは、釣り人あるあるだと思います。
私もその1人なので、色々試しては、自分の釣りに活かしたりしています。
その中でも、今回の釣りは本当に向いてないことを痛感しました。
もし試してみたいという方は、様々なことに気を付けながらやってみていただければと思います。
最後に話は変わりますが、桧原湖の釣りでの塩ラーメンは、やはり最高ですね!
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