年々難しくなる八郎潟ですが、2023年も無事にスポーニングが始まったようです。
(すでに一度産んだ魚もいるかもしれません)
5月1~2日に八郎潟にバス釣りに行ってきました。
結果2本のプリの魚を釣ることが出来ましたが、これまでの自分の常識を覆す釣り方でした。
あまり言いたくありませんが、この記事で紹介しようと思います。
ゴールデンウィークの八郎潟

水温は12~14℃程度で、気温は20℃に届かない程度ですが、暖かい気候でした。
午後にかけて南西風が強くなっていく、この時期の八郎潟らしい二日間でした。
本湖方面は爆風で釣りにならない様子だったので、北のエリアを中心に釣りを展開して行きました。
葦際の定説

ゴールデンウィークの八郎潟と言えば「THE葦撃ち」だと思います。
西部は葦が豊富ですが、東部側は皆無です・・。
数少ない葦を狙おうとするものの、鯉やフナが盛んにバシャバシャ産卵しています・・。
バス釣りには以下の定説があります。
そう信じてきましたが、写真のバスは、まさにそんな場所で釣れました。

次の魚もそんな場所でした。
自分の中で定説は崩れました。
葦が激減したせいで、鯉やフナが居ても、バスが寄るようになったのか、シャローの高水温を求めて寄っているのか、理由は分かりませんが驚きです。
とは言え、連発するわけではなかったので、たまたまいい感じのエサを食べていただけかもしれません。
魚のコンディションはお腹パンパンで、すぐにでも産みたい状態だと思います。
ヒットルアーはホグ系

釣れた2匹とも、ホグ系ワームのテキサスリグでした。
まずは、定番のウルトラバイブスピードクローです。
お次は、またまた定番のドライブビーバーです。
年々感じることですが、シンカーは最大限軽い方が良いと思います。
以前は6~7gを使っていましたが、今では3.5~4gを使用しています。
釣れなくなった八郎潟・・・

東京から釣りに来たという方と話をさせて頂きましたが、「5~6年前のGWに来た時は、凄く釣れたのに全くダメになりましたね。」と仰っていました。
本当にその通りだと思います。
5~6年前ですら、以前より釣れなくなったと言われていたものの、そこそこ釣れる八郎潟でした。
今は、1日やって1匹キャッチ出来たら御の字だと思います。
その難しさが、ゲーム性を高めていると同時に、釣り人として考えてしまう事があります。
魚を労わったり、ネストの魚を釣らないようにしたり、私なりの自己満足で釣りをしてきましたが、「釣りをする=魚を傷付ける」ことには変わりなく、結果、バスの減少の犯人の一人になっているのだと思います。
こんなことを書いているなら、少なくとも、自分は釣りを辞めるべきなのかもしれません・・。
まとめ
ゴールデンウィークの八郎潟はとても難しく、新たな発見と同時に考えさせられる釣行でした。
大好きな八郎潟での釣りを辞める決断は、まだ出来ませんが、少しでも、自己満足でも、魚や自然のことを考え続けていこうと思います。
コメント