2022年はボートのトラブルによって3ヶ月間(7月中旬~10月中旬)釣りに行けない状態になったものの、3月のシーズン開幕から、11月末の閉幕まで、合計20日間程度、八郎潟に釣行しました。
この記事では、2022年を振り返りつつ、2021年やそれ以前と比較しながら、「八郎潟の今」と「八郎潟のこれから」について、勝手にあれこれ考えてみようと思います。
2022年の八郎潟について
「簡単には口を使わない」
一年を通してこの言葉に尽きます。
数年前のイメージだと、岸際をタイトに丁寧なアプローチで攻めていけば、何かしらの答えが返ってくることが多かったように思います。
しかし今は、答えが返ってこなさすぎます。
たまに釣れても次に繋がらず、後が続きません。
「バスの個体数の減少」
「葦など植物ストラクチャーの減少」
「河川からの流入による底質の砂化・泥化」
など、ネガティブな言葉で原因を探そうとするのは簡単ですが、私の感覚的な意見としては、「賢いバスが生き残り、賢いバスを産み、IQの高いバスの割合が多くなった」のではないかと予想しています。
賢くなったと考える理由
八郎潟で季節ごとに、ここが釣れるというポイントの引き出しが、釣り人ひとりひとりの中に、これまでの実績や考えに基づいてあると思います。
春から夏にかけては、三種川や東部承水路の西岸が思い浮かびます。
夏から冬にかけては、馬場目川、本湖調整池、各流入河川の河口などが浮かびます。
これらの場所から、一気にバスが消えたとはどうしても思えません。
となると、居るけど「簡単には口を使わない」という答えになってしまうんですよね・・。
(自然のことなので真相は分かりませんが・・)
2023年の展開を考える
「釣れない」「難しい」と嘆いていても始まらないので、2023年やることについて考えていこうと思います。
最も大切だと思っているのは、「自分の勝手な先入観を捨てる」ことです。
「ここが釣れた」「このルアーで昔は釣れた」という思い出巡りを無くし、常に目の前の状況を考えながら、釣りをしていこうと思います。
そのために細かいことを今まで以上に気にしていこうと思います。
- ボートポジション(バスとの距離感)
- エレキの操船(音の配慮)
- シンカーやフックの適正(適材適所)
- 結び方
実際、フックやシンカーは、種類や番手、重量など、これまで手薄だった持ち駒を充実させてみました。
ネイルシンカーに関しては、いつ使うんだろう?と思いながらも、5gまで用意してみました。
何やら、勝手に色々考えて、バス釣りをどんどん難しいものに仕立て上げて、遊びであるにも関わらず、自分を苦しめているように感じるような内容になってしまいましたが、この「考える時間」と「考えが結果に現れた瞬間」が嬉しいんですよね。
(分かる方には分かると思います)
まとめ
実は私は、八郎潟が最も釣れた最盛期を知りません。
「50匹から先は数えていない」とか「バス持ちし過ぎて血だらけになる」など、その頃を知る方から話は何度か聞いています。
私が八郎潟にハマったのは「釣れなくなった」と言われ始めてからなので、なんとか釣れるけど、基本、慢性的に難しい八郎潟が心地いいんですよね~。
ここまで書いた通り、来年は思い込みなどの雑念を捨てて、基本に忠実に、細かいミスをしないようにバス釣りを楽しんでいこうと思っています。
何度通っても「八郎潟は飽きない」という話でした。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
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