6月の撃沈以来、久々に八郎潟にバス釣りに行ってきました。
(10月2〜3日の2日間)
今回の釣行は、「巻きもの」に対する自分の認識を、いい意味でアップデートする結果になりました。
ただ、記事としては備忘録として残そうと思っているため、参考になる内容ではないかもしれませんので、あらかじめご了承ください。
もし、「秋の八郎潟でどうやって釣ったらいいんだろう」ということで、この記事に辿り着いてくださったのであれば、私からお伝え出来るのは、以下の通りです。
八郎潟の状況

朝イチこそ、陽が出ていたものの、日中は雨予報です。
1日目の最高気温は23℃ほど、最低気温は17℃と釣り日和と言える気候です。
水温は、湖全体的に20〜21℃程度でした。
9月20日ごろのまとまった雨の影響で、一気に水温が下がり、水中は夏から秋の状態に変わっていったようです。
まずは、手堅く釣りたいと思い、第一ポンプへ。

ネコリグをしっかり食ってきました。
アタリはバスだと思ったんですけどねー・・。
「井川」で漁師のおっちゃんに遭遇

井川で釣りをしていると、沖から2艘の船が帰港してきました。
写真の通り、ワカサギが大漁です。
八郎潟でワカサギ漁が行われていることは知っていましたが、ここまで獲れるとは思っていませんでした。
自分は広大すぎてやりきれませんが、きっと本湖のワカサギ食いのパターンが存在するのかもしれませんね。
その後しばらく井川を釣りましたが、全く反応なし。
この時点で、岸際のシャローは除外してもいいかもしれないと思い始めています。
「馬場目川」にヒントがありました


アオコフェンスのコンクリート付近で、ヘビダン(とは言っても2.6gと結構軽め)でじっくり探ると、バスとニゴイが釣れました。
いずれも、沖の沈み物に付いて、浮いている状態でした。
引っ掛けて外れた瞬間のバイトだったので、「居るとこに落とせば食う」ではなく、「ルアーをよーく見て食ってきている」ことが想像できました。
このヒントが2日目に生きてくるわけですが、上がった後に、HBAの結果を見せていただきました。
上位陣の方々は、川の河口を中心に、流木などをキーとして、「巻きもので広く手返しよく」と「軽めのワームでじっくり」を使い分けている様子でした。
2日目のスタートは「三種川」から


1日目に結構な量の雨が降り、川では水温が4℃ほど下がり、16〜17℃になってしまいました。
今シーズン最後の八郎潟東部釣行になるかもしれないため、期待はせずに三種川に行くと、案の定、濁りが酷く、10投ほどで移動を決断しました。
余談ですが、これまで、以下のような自分ルールがありました。
ひとえに、船のガソリン代をケチってのルールだったのですが、今年のタフな状況を踏まえて、そんなことを言っていては、今の八郎潟では通用しないと感じていたので、思い切って妹川まで移動することにしました。
「妹川」から「豊川」へ

妹川は、岸際にはアオコが残っていることに加えて、河口付近では、ボラや鯉のような映像しか見られなかったので、早々に豊川に移動しました。
緑色の橋を越え、2本目の橋には、いまだにアオコフェンスが設置されていて、行き止まりになっています。
しかし、結果的に水がプロテクトされていることで、その場所に魚が溜まる条件を満たしていたのかもしれません。
ライブスコープで水中の様子を見ると、何かしらの沈み物についているバスが数匹確認出来ました。
さらに、岸際では時折ボイルが起こり、かなり小さい魚かエビを食べているようでした。
居ると分かれば、ダウンショットの出番です。
魚探を見ながら、リグを沈めると・・・魚は嫌がって逃げていきます。
しかし、しばらくするとまた戻ってきた様子が確認出来ました。
困ったので、ダメもとでシャッドを投げてみると・・・

さらに、ベイトのサイズを意識して、小さいスピナーベイトを投げると・・・

なかなか、衝撃的でした。
巻きもののルアーが釣れることは、もちろん分かっていましたが、それはあくまで「広く探る」「キャスト数を稼ぐ」という前提条件のもとに使用することで、効果を最大限得られると思っていました。
つまり、居ると分かっている場所での食わせ能力でワームに勝るものはないと思ってしまっていました。
マッチザベイトという言葉では測れない、バス釣りの奥の深さを身をもって体験することが出来た2日目でした。
まとめ
八郎潟は「ツンデレ」な湖だと思います。
春には、気候の変化によって、突然ビッグママに出会えて至福の喜びを感じたり、秋には、ふとした条件によって、爆発的なウェイトを叩き出したり。
かと思えば、アフタースポーンから回復の比較的イージーと思われる時期に、まさかのデコを喰らったり。
一喜一憂しながら、いつまでも底が見えないフィールドだからこそ、結局また通ってしまう魅力があるのだと思います。
巻きものに関しては、今後さらに掘り下げて追求していきたくなりました。
これからもバス釣りを満喫しようと思います!
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