ゴールデンウィークが明けてすぐの5月8日〜10日までの3日間、八郎潟にバス釣りに行ってきました。
5月12日には、HBA第1戦(デプスカップ)が控えていたため、私は出場しないものの、大会での展開を予想しながら、1人で妄想フィッシングを満喫してきました。
大会の結果はというと、ウェイインが3組(内リミットメイクは1組)という相当厳しい展開だったようです。
諸々の状況を踏まえて、タイトルにも書いた通り、スポーニングシーズンにおける「気温」と「水温」の関係性と重要性を再認識させられました。
この記事では、現在の八郎潟のバスのコンディションと私なりの考察を書いてみたいと思いますので、今後、釣行予定のある方の参考になれば幸いです。
スポーニングシーズンのバスは水温低下が嫌い
まず、釣行前日の5月7日にまとまった雨が降ったため、水温低下を覚悟して釣行に臨みました。
案の定、三種川の朝イチの水温は、11〜12℃程度。
連休中は17℃くらいだったとのことなので、-5℃の最悪と思えるコンディションです。
さらに、代掻きの影響で濁りが入っている場所と、まだ大丈夫な水の場所の差が明確に出ていました。
- 水温低下:水の変化の少ないところに移動(シャローではない?)
- 濁り:シャローカバーに移動
上記は一般的なセオリーだと思います。
・・・が、シャローではない、でもシャロー?
よく分からなくなりました。
なので、葦前だけを素早く流して、川を見切ることにしました。
承水路はかろうじて水温高し
そして向かった承水路の北のドン詰まり。
水温は14℃前半。水も悪くない。
やるならここでしょう。ということで、スピナベを巻くと、恒例のこの子でした。
一発でダメにされました・・・。
この時期はやっぱり葦がセオリー
魚探の表示で水深40〜50cmの葦際で、45cmないくらいのバスが釣れました。
こんな感じでプロテクトされた場所で休んでいたようです。
オスorメスかはよく分かりませんでしたが、メスなら半プリ、もしくは、生み終わったようなお腹でした。
その後もポツポツと釣れました。
余談ですが・・。
- ナマズ:バイトの感じはバスと似ているが、掛けてから違和感に気づく
- ニゴイ:アタリもファイト中もほぼほぼバスと同じ(がっかり度MAX)
- 雷魚:アタリが鋭すぎて、フッキング前に「あ・・」と気づく
外道あるあるです。
リグに関しては、風も強かったため、テキサスリグで、着水音とフォールスピードを考慮して、シンカーは3.5gを使いました。
最高気温12℃で、水の方が温かい1日目でしたが、なんだかんだ釣れたので良かったです。
2日目、3日目と気温が上がる予報なので、期待が高まります。
(しかし、これが後に大きな誤算となります)
STCでスキーターの試乗艇を見せてもらいましたが、欲しくなります・・。
シャローでの必須アイテム
SDGから発売されている、ミンコタエレキ専用の「シャロードライブレーサー」です。
このアイテムを使用するようになってから、間違いなく釣果がアップしました。
シャローの釣りだけでなく、馬踏川や豊川といった浅い河口をエレキで流す際にも、重宝します。
2日目は朝イチの水温が承水路でも12〜13℃まで下がってしまったため、釣れても午後からだろうと割り切って、初めて馬踏川を行けるところまで行ってみることにしました。
水温11℃台で釣れる感じがしなかったので、キャストをせずに、ひたすら流し、7号線を越えてしばらくのところまで行ったところで、引き返しました。
満水なので、もう少し行けそうでしたが、明らかに浅くなってきたのがこの辺りでした。
途中で通学中の小学生に声を掛けられたりと恥ずかしい場面もありましたが、往復2時間の長い道のりで、馬踏川のポテンシャルの高さを実感しました。
流れ込みの数は、おそらく全部の川の中で一番じゃないでしょうか。
大潮とは言え「鯉」だけが盛んに産卵中
馬踏川の後、豊川にて、葦が動いた場所にキャストすると、上の画像の子が釣れました。
その後、少し陽が出てきたタイミングで、西風を避けられる場所ということで、葦島の裏に入りましたが、流せど流せど、鯉が至るところでバシャバシャやっています・・。
きっとバスも居るはず。
・・・いませんでした。
ひたすら正確に撃つような釣りでは、スティーズのハリアーが最強だと思っています。
期待の3日目
1日目最高気温は12℃、2日目は13℃、最終日の予報は20℃と胸が高鳴ります。
しかし、現実は甘くありません。
朝イチは北のドン詰まりに行ったものの、水は代掻きが全域に行き渡り最悪、水温も12℃。
絶望的です。
かろうじて画像の子が釣れました。
バスに関しては、釣れるとしても、太陽が出て、表水温がいい感じに温まる15時以降だろうと判断して、13時に早上がりすることにしました。
「気温」と「水温」のギャップ
今まで、この時期の雨は「水温を下げる」という認識はありましたが、水温上昇については甘く考えすぎていました。
天気予報を見た事前の予想としては、3日目に掛けて「気温が上がっていくから比例して水温も上がるだろう」と安直に考えていました。
しかし、結果的には3日目に掛けて水温は下がり続けました。
原因は光量不足(曇りの天気)と、朝の気温の低さと、爆風の影響ですが、当然と言えば当然です。
人間側も、普通のレインでは寒く、冬用を持っていけばと激しく後悔しました。
この辺りの認識の甘さ故に、最適な釣りにアジャスト出来なかったのが反省点です。
まとめ
ゴールデンウィーク後の「急激な冷え込み」や、代掻きによる「濁り」と「水質の悪化」によって、八郎潟はとても渋い状況でした。
これから、5月後半に掛けては、天候も気温も安定するようなので、スポーニングも終盤に向けて、さらに加速し、アフターや回復系も増えて、楽しい釣りが出来るようになるはずです。
来たる6月2日は、HBA第2戦(SDGカップ)です。
個人的には、ハイウェイト戦になると予想しながら、結果を楽しみにしたいと思います。
考えても、考えても、正解が遠いバス釣り。
しかし、その遠さが面白さの根源だと思っています。
やっぱ、バス釣り最高。
ハチロー、サイコー。
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